こんにちは、三重県伊勢市のtoiro施工管理担当のhiroshiです。
今回はtoiroの収納計画の打ち合わせについてご紹介します。
代表yukiは片付かない原因を根本から解決し「散らかりにくく、片付けやすい」を叶える、整理収納のプロフェッショナルである整理収納アドバイザー1級の資格保有者。そのyukiさんと一緒に引っ越し後の生活を考えた収納の計画を建築の打合せの段階で進めていきます。
引っ越したら、こんなライフスタイルを送りたい!
たくさんの完成見学会に参加して家づくりの勉強をしっかりされている奥さまほど、「収納はできるだけたくさんほしい!」とリクエストされることが多いです。理由を聞いてみると「●●ちゃんのお宅のパントリーは便利そうだったし、某工務店のモデルハウスのファミリー玄関はオシャレだったし、インスタで人気のファミリークロークをうちもしたい」とミーハー心が見えることも^^
ここで大事なことはいくら友達が採用してるから、インスタで流行っているからといって、本当にあなたのライフスタイルに必要かどうかということを考えなくちゃいけないということ。
「●●ちゃんのお宅は1週間に1度しか買い物に行かずストックが多いからパントリーが必要だけど、あなたのライフスタイルはどう?もしかして毎日買い物いく派じゃない?!」毎日買い物行く派に2畳もたっぷりパントリーが与えられると賞味期限が切れた鰹節や海苔が棚の奥からでてくるんです(某yukiの実体験エピソード笑)
このエピソードは一例ではありますが、ご家族それぞれの現在のライフスタイルがあり、さらに新居に引っ越ししたらこんなライフスタイルを送りたいという夢がありますよね。そこを雑談をしているようにワイワイお喋りしながらしっかりメモして提案に生かしています^^
引っ越し後のモノの指定席を打合せ時に決めておく
先日「家づくりアニバーサリー」を行ったオーナーさまと収納計画の打ち合わせを行いました。
プランを作る段階でしっかり計算して収納を間取りに配置していますので、プランからさらに進んだ段階では、より細かく打合せをします。
いざ新居に引っ越したときに、現在持っている自分たちの荷物をどこに収納するのかを割り振りしていきます。
自分たちの持ち物をそれぞれどこにしまえばいいか決めておかないと引っ越し後の片付けが捗りませんし、コンセントが必要な家電の場所にコンセントがないことに気付いたり・・新居での生活もスムーズに始まらないですよね。
その視点からも、“こんなところまで決めるんだ”と思われるくらい細かいことまで決めておくことをご提案しています。
右利きなのか左利きなのかで
コンセントの位置も変わります
今回のお家では洗面所の空間を造作で作るんですが、yukiさんはドライヤーやひげ剃りをどこでどう使うか、つまりどこに収納しておくといいのかといった細かい点までお伺いしながら図面を描いていきます。右利きなのか左利きなのかによって、使いやすいコンセントの位置も変わってくるもの。日常の何気ない行動も振り返っていただきながらの作業になります。
「収納の打ち合わせでは普段のライフスタイルをどんどん伝えて欲しいとお願いしています」とyukiさん。
打ち合わせの中では、ご主人がお風呂上がりのお肌のケアを洗面台ではなくリビングで行うという話題も出ました。化粧水の置き場所は洗面台にあればいいと思ってしまいがちですが、ご家族によって行動パターンはそれぞれ違うもの。リビングの階段下の収納スペースに化粧水の置き場所を作りましょうという話になりました。
“片付づく家”をつくるには
プランナーだけで決めた収納プランでは、いくら収納の多い延床面積の大きい家を建てても片付きません。それは“プランナー自身が”片付けやすい家にしてしまっているからです。toiroではオーナーさまファミリーと一緒に話し合い、片付かない原因を探ることで、片付けやすい家をつくっていきます。
特に難しい打合せではありません^^
yukiさんの質問に答えたり、一緒に考えてみるだけで不思議と新居で暮らすイメージが見えてくるはず。
家づくりもそこまでくると引っ越しするのが楽しみでワクワクしてきますね^^
先輩オーナーさまからも、細かいモノの置き場所まで全部決めておいたから、引っ越しのときにすぐに荷物を片付けることができたというお声をいただいています。
また、オーナーさま宅に点検などでお邪魔するたび、オシャレな収納術に驚くことも多々あります。「yukiさん見て!こんな風に収納してみたよ^^」と動画付きでLINEをいただくことも。toiroのおうちでの暮らしを楽しんでもらえてるのがわかってとても嬉しいです^^
収納計画。
地味な打合せのようで引渡し後のリアルな暮らしでは最も大事な部分。
toiroと一緒にじっくり考えていきましょう!!