こんにちは!toiroスタッフのmikiです。
最近、防災について考えさせられる機会が多いですね。
必要な備蓄品を揃えたりする方も多いと思いますが、今回は工務店の目線でみる【家づくりから考える防災対策】というお話をしていきます。
これから家づくりを始めようという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
災害に強い家とは
家づくりの観点からどんなふうに考えれば良いのか、いくつか例を出して説明していきます。
その1:地震に強い家する
これから新築を検討されている方には、大前提として考えていただきたいポイントです。
地震に強い家にするためには、”構造”が大事になってきます。
toiroではLIXILの【SW(スーパーウォール)工法】を採用しています。
SW工法には高気密や高断熱の他にも”高耐震構造”という特徴があります。
「制震スーパーウォール」というオプションがあり、高断熱パネルに”制震テープ”を追加することで、地震の揺れのエネルギーを熱エネルギーに変えて吸収することがでるんです。
toiroではこの「制震スーパーウォール」を標準仕様として全てのおうちに採用していますので、大きな地震や繰り返す揺れにも負けない安心感のあるおうちを実現します!
その2:必要な備蓄品を考える
立地にもよりますが、災害時におうちで数日待機なのか避難所へ行くのかによっても準備するものが変わってきます。
そのため、ネットで一般的に必要と言われている防災グッズを全て揃えるのではなく、自分たちに必要なものを考えて準備しておきましょう。
toiroの家づくりではお馴染みの”収納計画”ですが、日常的に使うものの場所以外に、備蓄品の置き場所も並行して考えていきます。
そして、大切なのが備蓄品を収納する場所を家族全員で共有しておくことです。もしもの時に焦っていては準備した意味がないので、普段から共有することを心がけましょう!
災害時に活用できるもの
おうちで待機する場合に活用できるものをいくつかご紹介します。
その1:太陽光パネルの活用
災害の影響で停電した際には、太陽光パネルを活用することができます。
太陽光で発電できる晴れた日の昼間なら、自立運転コンセントから電源を取ることができます。
その時に使えるのが1台あたり1.5kW(AC100V)が上限とされています。
これに該当するのが、スマートフォンや扇風機など、最大消費電力100W以下の電化製品です。
万が一の場合は、消費電力が比較的少なくて、使えなくなると困るものに優先的に利用しましょう。
その2:エコキュートの貯湯タンクを活用
エコキュートを使っているおうちなら、災害時でもタンク内に残っているお湯を非常用の生活用水として使うことができます。
しかし、タンク内のお湯は熱くなっているので、ここから湯水を取り出す際にはやけどの注意が必要です。
3〜4人家族に対応するもので370ℓ(2ℓのペットボトルで180本分くらい)ものお湯が貯められています。断水などが起こったときにも安心な備えですね。
エコキュートの貯湯タンクですが、定期的な「水抜き」をしないとタンク内の汚れがお湯に混ざってしまう可能性があります。非常時に使う場合も想定して、定期的なメンテナンスもしておきましょう!
その3:アウトドアグッズを活用
アウトドアが好きな方は必ず持ってるであろうアイテムが災害時にも役立ちます。
例えば、ランタンや寝袋、ライターや炭の火起こしグッズなど、復旧するまでの数日耐える上で必要最低限のものはアウトドアグッズで揃います。
大体のものはコンパクトに収納できるので、「普段キャンプはしないけど、災害時用の備えとしてのアイテムを揃えておくだけ」という方なら、省スペースでしまっておけますよ^^
普段からの備えが大切
最近の地震や南海トラフ注意報を受けて、スーパーや薬局から日用品が激減したりと、みなさんの防災への意識が高まってるのが見て分かります。
災害はいつどこで起こるかわかりません。
まだ大丈夫とは思わずに、もう一度防災への備えを見直してみませんか?
想像力を持って、常に今この時災害が来たらどうするかを考えて行動するように心がけましょう!
toiroでは大切なご家族を守るために、家づくりから防災について考えています。
今回ご紹介した内容は【@toiro.insta】 のインスタライブでも発信しています!
toiroの家づくりについて詳しくは【プロフィールのリンク】から見れますので、ぜひチェックしてください!