こんにちは！三重県伊勢市で高性能なデザイン住宅を建てる工務店toiroの代表yukiです。
この間、こんなコメントを目にしました。
「また今日もリビングが遊園地状態…ため息しかでやん」
その気持ち、痛いほど分かります。
でもね、それって実は、子どもが安心して育っている証拠でもあるんです。
ママの近くで遊びたい。パパの気配を感じながら楽しく過ごしたい。だから、自然とリビングが遊園地になる。
ここまでは、いいんです。
でもそのままだと、ずっと「ママが片付け係」になってしまう。
その原因は、“子ども目線の収納計画ができていない”ことかもしれません。
今回は、整理収納アドバイザー1級を持っている私yukiが、お子さんがいるご家庭への収納計画について解説していきます！
「片付けられない」のは仕組みのせい
実際、おもちゃの収納を整えるとき、こんな視点が抜けていませんか？
- 大人が“見た目重視”で片付け場所を決めている
- 子どもの“手が届かない”高さに収納している
- ラベルに“文字だけ”を使っている
つまり、子どもにとって分かりづらく、届かず、片付けにくい構造なんです。
これでは、いつまでも「ママがやるしかない」状態が続くのも当然。
本当にラクするには、子どもが“自分で”片付ける仕組みを
では、どうすればいいのか？
「収納を考える時は、子どもが“自分で動ける仕組み”にするのが一番大切」なんです。
ポイントは3つあります。
- 動作が少ない＝フタを開けずにポイが理想
- 子どもの目線の高さ＝しゃがまずに取れる＆戻せる
- 視覚的にわかる＝箱や棚に絵や写真を貼り「どこに何があるか」一目瞭然
そして最強のカギは、“子どもに考えさせる”こと
さらにもう一段階、ラクになるためのステップがあります。
それが、子ども自身に考えさせること。
- 「探し物してる時間って、もったいないよね」
- 「大事なおもちゃ、なくなったら悲しいよね」
- 「じゃあ、どうすれば無くさないかな？」
- 「すぐ見つけられたら、もっと遊べるよね」
こんなふうに問いかけていくと、子どもの中に「片付ける理由」が育ってきます。
この“納得”があるから、行動につながるんです。
数年経っても続く「片付けの習慣」
実際に、私が関わったあるご家庭では、当時まだ幼かったお子さんが「片付けの大切さ」を学んだ結果、数年たった今も自分で収納する意識をキープし続けているそうです。
自分が母となった今振り返って思うのは、それを伝えたのがママではなく“アドバイザーの立場”だったこと。
子どもって、親には甘えるけど、第三者の言葉には耳を傾けるんですよね。
だからこそ、親が一人で抱え込まず、プロに頼るのも一つの手なんです。
現在は家づくり進行中の皆さんに向けての収納アドバイスがメインとなっていますが、toiroで家づくりを経験されたオーナーさまたちにもアドバイスしています。
指定席のある収納計画、散らからないおうちをテーマにした家づくりがしたいあなたはまずtoiroの個別相談にお越しください^^
明日のリビングをスッキリさせる一歩は「仕組みづくり」から
おもちゃであふれたリビングを見て、ため息をつく毎日。
それは決して「ダメなママ」ではなくて、「仕組みが合ってないだけ」。
子どもが自分でできる収納の仕組みをつくれば、
あなたの「今日も片付け…」が「今日も自分でやってくれた！」に変わります。
今回は、お子さんがいるご家庭の収納計画についてお話ししてきましたが、他にもすぐに取り入れられる具体的な収納アイデアを、動画で詳しく解説しています◎
気になる方は、下記画像をタップしてご覧ください▼
