こんにちは!三重県伊勢市で高性能なデザイン住宅を建てる工務店【toiro】です。
新しいおうちを建てるとき、間取りやキッチン、収納など、たくさんのことを考えますよね。
その中でも、家具のことはどうしても「後でいいかな」と思ってしまいがち。でも、実はこの“後回し”が思わぬ落とし穴になることがあるんです。
例えば、家の完成が見えてきて、引き渡しの日取りも決まり、そこでようやく家具を探し始める。そんな方、意外と多いんです。
でもそれでは、家具選びにかけられる時間がとても少なくなってしまいます。
どうしてそれが問題になるのか

家の設計図を見ると、ベッドやテーブルなどがしっかり描かれていて、つい「ちゃんと考えられてるから大丈夫」と思ってしまうかもしれません。
けれど、図面に描かれている家具のサイズって、案外あいまいなこともあるんです。
例えば、5人家族なのに図面上では4人掛けのテーブルが想定されていたり、実際に入れてみたら通路がすごく狭くなってしまった、ということも。
それに、家具屋さんで見たときにはちょうどよく見えたソファが、家に運び入れてみたらすごく大きく感じて圧迫感があった…というのも、よくある話なんです。
店舗の広さや照明の雰囲気で、サイズ感が分かりづらいというのがその理由ですね。
家づくりは、家具から始めてもいいんです
私たちが大切にしている考え方のひとつに、「家具から考える家づくり」があります。
これは、家具をただの“後から足すもの”ではなく、暮らしの中心として家づくりの初期段階から取り入れていくという方法です。
間取りを考える前に、「どんな家具と、どんな暮らしをしたいか」をイメージしておくことで、空間に余裕が生まれたり、動線がスムーズになったりします。
特に意識してほしいのは、通路幅の確保。
家族みんなが通る場所なら、90cm〜1mくらいあると、すれ違うときも気持ちにゆとりが生まれます。
ほんの10cmの違いですが、その小さな差が暮らしやすさを大きく左右するんです。
実際にあった、ちょっと残念なエピソード
こんな声を聞いたことがあります。
「図面の段階ではちゃんと入ると思っていたけれど、いざ家具を置いてみたらリビングが思ったより狭くなってしまった」
「家族みんなで食事をしたいと思っていたのに、設計時には4人掛けのテーブルしか想定されていなかった」
「家具屋さんで見たソファ、素敵だったのに、家に置いたら部屋がギュウギュウでびっくりした」
どれも、家具のことをもう少し早く考えていたら防げたことかもしれません。
暮らしのかたちは、家具からつくられていきます

家具のことを、家づくりの“最後の仕上げ”と考える方は多いかもしれません。
でも本当は、暮らしを支える土台として、もっと早い段階から考えてもいいのです。
新居でどんなふうに食事をして、くつろいで、眠るのか。
そのイメージがあるだけで、家づくりの方向性がグッと明確になります。
未来の暮らしにワクワクしながら、まずは家具のことを一緒に考えてみませんか?
toiroの“家具も同時進行で考えていく家づくり”、気になった方は下記ボタンから個別相談予約お待ちしてます^^