こんにちは!三重県伊勢市で高性能なデザイン住宅を建てる工務店【toiro】です。
昔から見慣れた壁紙、ちょっと懐かしいキッチン、木のきしむ音さえも愛おしい床。
何気ない一つひとつが、大切な思い出として心に残っている。
そんな家に住んでいる方、あるいはこれから住もうとしている方も多いのではないでしょうか。
「建て替えるのは、なんだかもったいない」
「でも、今の生活にはちょっと合わなくて不便」
その気持ち、とてもよくわかります。
大切なのは、「どちらかを諦める」ことではなく、思い出を活かしながら、今の暮らしにもフィットさせるという考え方です。
その“使いづらさ”、愛着だけでは解決できない

長く住んできた家や、親から受け継いだ家には、他にはない味わいや温かみがあります。
でもその一方で、こう感じることも少なくありません。
・収納が少なくて片付かない
・動線が悪くて家事がしづらい
・冬は寒くて夏は暑い
・段差が多くて不安
これらは、「住まいの構造そのものが、今の暮らしに合っていない」サインかもしれません。
思い出は大切にしたい。
でも、「不便さに慣れること」が我慢になってしまっては、本末転倒です。
暮らしの記憶を活かして、これからを設計する
では、どうすれば「懐かしさ」も「快適さ」も諦めずに済むのでしょうか。
そのヒントが、“思い出を素材として活かす”というリノベーションの考え方です。
例えば
・古い柱や梁を“見せる”デザインに。
・古い照明器具をリメイクして再利用。
・味わいのある古材を、カウンターや飾り棚に再生。
思い出は、「そのまま残す」だけでなく、新しい役割を持たせて未来に繋げることができるのです^^
実際に、生まれ変わった思い出の品

築54年のご実家をリノベーションしたオーナーさま宅。
解体前に家の中を見ているうちに、レトロ可愛い建具に入っているガラスを発見。
建具屋さんに聞いてみると、そのガラスは今では貴重な品だという情報を聞き入れ、廃棄してしまうのはもったいないと思い、そこから私たちは、「全部を変える」のではなく、「残せるものを活かす」視点で提案しました。
結果、キッチンの換気扇を外してできた四角の穴に合うようにカットしてはめ込み、天窓へと生まれ変わりました^^
オーナーさまからは、「こんなに素敵になってうれしいわ~」と絶賛していただきました^^
“どちらかを諦める”のではなく、“どちらも大切にする”家づくりを
思い出を残すことと、快適な暮らしを手に入れること。
その二つは、決して相反するものではありません。
toiroでは、「なんとなく名残惜しい」では終わらせず、「だからこそ、残して未来に活かそう」と言える家づくりをご提案しています。
昔の家を見て、少しでも「好きだな」と感じる部分があるなら、その気持ちを軸に、暮らしのデザインを一緒に考えていきませんか?
toiroが手掛けたリノベーションについて、ビフォーアフターを徹底解説しているので、下記画像をタップしてご覧ください^^
