こんにちは、三重県伊勢市のtoiro施工管理担当のhiroshiです。
今回はtoiroのオーナーさまにもご愛用いただいている方の多い「Yチェア」のお手入れについてご紹介します。
洗練されたデザインが魅力のYチェア
北欧インテリアの定番と言えるYチェア。1950年にデンマークの家具デザイナー・ハンス・J・ウェグナーの手によって誕生して以来、世界的なロングセラーとなって現在に至っています。
温かみのある素材感と、どの角度から見ても洗練された美しさを感じさせるデザイン。アームから背もたれにかけては「曲木加工」で成形され、優しく身体を包み込んでくれます。yukiさんも背中の当たり具合が一番ラクだと愛用しています。座面は樹脂を含ませた紙をよじり合わせた“ペーパーコード”で作られ、快適な掛け心地を味わわせてくれるのも魅力です。
toiroの打ち合わせ室に2脚あることから、打合せ時にオーナーさまが座られて「めっちゃ座り心地良い!欲しいです!」とご注文につながるケースが続いています^^
Yチェアを石鹸の泡でメンテナンス
toiroにあるYチェアはビーチ材のソープフィニッシュという仕上げの椅子。yukiさんは年に一度、念入りなお手入れを施しています。
ソープ仕上げのYチェアのお手入れの仕方は、石鹸の泡で木の地肌を直接洗うという方法。
まずは無添加石鹸を粉々に削ってお湯に入れてバブル状に。その泡をスポンジにすくって木の地肌を優しく撫でると、表面の汚れが浮かび上がってきます。その後はタオルでさっと拭き上げて乾かします。これはあくまでも木の部分のお手入れですので、ペーパーコードの座面は避けてくださいね。
乾いた後には表面に少し毛羽立ちが出ますので、400番以上の細かいサンドペーパーで軽く磨き上げて作業は完了。Yチェアの美しい仕上がりが戻ってきます。
今回のお手入れはyukiさんの大好きなshopでもあるCONNECTさんの記事を参考にして実行しています。必要な材料がとてもわかりやすく書かれているので皆さんも参考にしてみてください^^
自分だけのお気に入りの椅子と過ごす
Yチェアの生まれた北欧では、結婚するときに自分が愛用していた椅子をそのまま持ってくるといいます。家族みんなの椅子のデザインが揃っていなくても、それぞれ自分のお気に入りの椅子に座るのがスタンダードなんですね。
Yチェアは高価だと思われているかもしれませんが、大事にメンテナンスしていけば一生モノです。(ペーパーコードは消耗品なので張替えは必要になります)
気に入ったものを長く大事に使って丁寧に暮らしていきたいですね。
お気に入りの一脚があれば、忙しい日々の中でも椅子に座ってコーヒーを飲む時間がほっとリフレッシュタイムになったり。。いつもの毎日が楽しくなるはず^^
toiroではお家の内装デザインと共に家具やインテリアのご提案も行っています。一生モノを見つける時間を一緒に楽しみましょう!